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2010年09月13日

一般質問 (9月定例議会)

一般質問 (9月定例議会)

平成22年9月 一般質問   関洋三

議長のお許しを得たので ここに一般質問をさせて頂きます   平成25年春完成に向け 満濃中学校校舎改築に向けての計画が進みつつありますが 今回の事業では 従来の方式すなわち施設の設計や建設だけを民間業者に発注し 管理や運営は自冶体が担当する方式とは違って 新しく民間活力を導入する方式を目指しています これは 資金調達から設計・建設・管理・運営までを 特別目的会社なる企業と最初に定め 官民の役割やリスク分担までもきめ細かく取り決めて その契約に基づいて実施される方式です 期待が大きい反面 初めてでもあり課題も多いと思います 
・新しい制度を利用した場合の補助金や地方交付税への影響が明らかにされていないこと や 
・公有財産の利用には地方自治法上厳しい制約があったり 
・あってはならないことですが関わる民間企業が もし破綻した場合の行政サービスの持続性をいかに継続させるか さらに 
・民間企業が利益優先的な事業経営に進みそうになった際の抑制
方法並びに企業側の財務公開がどこまで求められるか 
などなど 課題はたいへん多いと思います
しかしながらこれらの課題を克服し 住民の期待に応えることが出来たならば 将来に向けての布石となり 時代の流れに順応した新しい街づくりの模範となるでしょう
現に 行政は人なり であり 今回の流れが 人づくりに役立っているようにも感じます 担当の職員がやる気を持って取り込んでいることが よく伝わってきます       
現在 町のホームページでは 事業の決定プロセスなどがわかりやすく開示されており 今後 これらがより徹底されることにより 住民の公共事業への関心が高まり 行政サービスの今後のあり方が 住民参加構築に向けての可能性を見出すいい結果に繋がっていくものと信じます
住民参加として目についた一つに 今回の計画に際してのパブリックコメントの募集が企画されておりました 
自ら参加することによって わずかでも協力してみたい 又 住民の意見がどのような形で 取りあげられるかを試してみたい気持ちで 私もコメントに応募しました
結果は 公開されました
まんのう町立満濃中学校改築・地域開放施設整備計画(案)について提出された意見一覧表
として 意見が25項目 それぞれに対し 考え方(委員長と協議した叩き台) として回答が示されていました 自分が応募した規定の意見用紙欄には 余すところなく9項目にわたり意見を書きましたが すべて取り上げてくれていました 実際 うれしかったです               
このようなパブリックコメントが やがては住民参加型の礎となっていくものと考えます
冒頭に申し上げました 今回新しく取り入れる民間活力方式による課題について どう克服し 町が どのように特別目的会社と関わっていくのか 町長の見解を求めます
  
次は教育長に 中学校建設計画にあたり基本的な お考えをお示し願います
教育委員会の長は 教育委員長であり その教育委員長の下で 事務局を担うのが教育長であるという認識において 過去には 教育長には役場職員が職を解いて教育長になられたことが 当たり前のようになっていた時代もありましたが 今の教育長は 長く教職を勤められた学校経験豊かな お方だと十分に承知しております
教育長が先生であれば 人事に強い ということをよく聞いております
教育界では 座布団が一緒だとか 座布団が違うから という言葉を よく耳にします この座布団とは 先生の人事のエリアを示す言葉です 学校経営は いかに いい先生をどれだけ多く 連れてこれるかに かかっているとも言われています
あの先生が来てくれたから野球が強くなった あの先生が来てくれたから剣道が強くなった と言うように これらが その例でしょう このことを前置きにして話を進めますが 
先日 善通寺市そして三豊市に新しく建設された中学校を 二つ視察致しました
共に立派に出来ており いい勉強になりました
特に印象に残ったのは 建物よりも 建設当時から関わりのあった先生の説明でした 苦労話 アイデア 欠点 利点 を述べられて 職場の学校を自慢出来て 生徒ともに校舎をみんなで大切にしている気持ちが よく伝わってくるお話でした 私としては 感動しました 同時に そのような先生に 是非 来ていただき 新しい学校の建設計画に携わってもらえれば それは いい結果がでるだろう と強く思いました
もう一つの学校は 災害時には避難場所として稼動できるような 地域住民と一体化が図れる工夫がされていました
このような新しい発想の中 完成した学校で お仕事に従事された先生方も貴重な存在です 
春の移動に向けて 人事を十分に 活かしていくとは思いますが
いずれにせよ 満濃中学校の改築は 実に半世紀ぶりの出来事です
昭和の時代 平成の時代を 教職員としてたくさんの学校を歩き たくさんの生徒を教えてこられた教育長が 今回の事業計画の大きな責任者となる人です これからの半世紀に亘って使用する 新しい中学校建設計画に関わる 自らの基本的な考えをお示し下さい

以上です 答弁よろしくお願い致します



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